【経験期間:2021年5月2日~2021年5月3日】
こんにちは、きゃみいんです!
皆さんはバスに乗っている時、
心地よいと思ったことありませんか?
私は高校生の時、途中までバス通学でしたので、部活帰りで疲れて寝てしまい、
停留所を乗り過ごしたことも、よくあったなと懐かしく思います。
さて今回はそんなまったりな、
日本一を紹介します。
日本一距離の長い路線バスについて
路線の全長:169.8km
奈良県〜和歌山県を通るバスとなります。
そして停留所の数はなんと167箇所あるんです!
始発から終点までの所要時間も6時間30分と
かなり達成するのにヘビーな日本一となりますね!
※ちなみに乗ってからはトイレ休憩は3回しかありません!!(ここ注意点です!)
事前準備
必需品
・お金(運賃)
片道:5,350円(新宮駅〜大和八木駅)です。
※お釣りはでないように準備して置いたほうが、運転手さんに優しく良いです。
ちなみに交通系ICカードも対応していました!
また「165バスハイク乗車券」というものを事前に買えますが、普通に乗った時と値段は同じです。
ただし途中下車しても同方向の後続便にその券で乗ることが出来る(2日間有効)ので融通は効きやすいと思います。
あったら良いもの
・酔い止め薬
途中くねくねと道が続くので酔いやすい人はあると良いかも。
・上着
窓側は寒く感じることもあるため、季節によっては持っていた方が良いかも。
・下痢止め
お腹の弱い人に。(私です)
出発前
出発地点(新宮駅)までのアクセス
今回私は、帰り方向の新宮駅→大和八木駅で乗ったため、前泊は新宮駅に決めていました。
新宮駅へは複数行き方がありますが、いくつか紹介します。
電車
・新大阪:特急「くろしお」で約4時間20分
・名古屋:特急「ワイドビュー南紀」で約3時間20分
でそれぞれ直通で新宮駅まで行くことが可能です。
東京からだと一度名古屋に着いてから「ワイドビュー南紀」に乗り換えが良さそうですね。
※ちなみに到着地点の「大和八木駅」へは大阪駅から電車で40分ほどで行くことが可能です。
高速バス
電車より安く行くのであれば、高速バスがおすすめです。
・名古屋:約4時間
・東京:約10時間(夜行バス)
となります。
車
今回の私の交通手段です。
私の場合、直前まで白浜町を観光していていましたが、直接新宮駅まで行くとなると、このくらいになります。
・名古屋:約3時間
・大阪:約3時間30分
飛行機
・東京「羽田空港」→「南紀白浜空港」に着いた後、レンタカーするのもありですね。
ただいずれにせよ、帰り方についても事前に一緒に考えることも必要と思いますので、自分の旅行プランに合わせた交通手段が良いと思います。
前泊のホテル
当日は始発のバスに乗りたかったため、
乗り場である、新宮駅すぐの”ビジネスホテル美郷”に泊まりました。
出典元:www.shinguu.jp
今回こちらに泊まらせて頂きましたが、まさかの新宮駅がすぐに見えるという好立地ホテルでした笑
写真はホテルから取ったものです。
また駅前なので近くにローソンもありおすすめです!
当日について
改めて今回は新宮駅→大和八木駅方向で乗車しました。
理由は単純に旅のプラン的にその日が晴れ予定だったからです。笑
大和八木駅→新宮駅から行く人が多いですが、こちら側でも問題なく行けましたので、是非参考にしてみてください。
出発(新宮駅)
当日は朝5時起きに起きました。
新宮駅から始発バスが5時53分であるため、
ゆっくり準備します。
5時40分にはバス停についてましたが、すでにバスは待っておりました。
早いです。
ちなみに1日に3本走っているので、
早起きが苦手な方は一本遅れたものに乗っても良いかもです。
早朝出発で朝日が眩しい
乗車人数は5-6人くらいでした。
乗ってから数十分すると綺麗な山川が続きます。
バスのゆったり旅で早速眠気が来ますが、
頑張って起きていきます。
新宮駅行きのバスとすれ違います。
それよりも上の看板が気になってました。
看板が何故か一部手書きで、じわじわ来ますね。
さらに進み、十津川村に入りました。
実はここも日本一面積の大きな村と言われているところです。
1回目の休憩所(十津川温泉)
乗車して2時間ほどで最初の休憩所に到着しました。
十津川の温泉は食塩を含むため湯冷めしにくいそうです。
今回はトイレ休憩のみでしたが、また一度温泉にも入ってみたいですね。
さて、進みます。十津川村の家々が並んでます。
道中では山道が多く、途中対向車と結構すれすれになることも。
2回目の休憩所(上野地)
乗車してから3時間ほど経過し、2回目の休憩につきました。
そしてはい!実はここでも日本一です!
日本一の谷瀬の吊り橋!
なにが日本一というと、
生活用として日本一長い吊り橋なのです。
ちなみにちょうどコロナ感染対策として、通過禁止となってました。
おさまったらまた来よう。
3回目の休憩所(五條バスセンター)
乗車してから5時間が経過し、最後の休憩地点につきました。
バス停のすぐに「イオン五條店」があります。
運転手さんとのお話について
休憩中に運転手さんと少しお話させて頂きました。
この路線バス専門の運転手さんは5人いるとのこと。
専門以外の方も月1回くらいは順番が回ってくるそうです。
ちなみに十津川村付近では、たまに運転中鹿や猪、猿も出くわすのだそうです。
運転手さんからしたらたまったものではありませんが、
そういった私の毎日ではまずありえない珍しい体験もあるのだなと驚きました。
最後に疲れてませんか、とお伺いしたら笑顔で「全然大丈夫です!」とのこと。
やはりプロは違いますね。
到着(大和八木駅)
6時間30分の長旅も無事に終わり、
無事に大和八木駅に到着しました。
完全乗車記念品
最初から最後まで乗車した人にだけ貰える、
記念乗車証と路線図を最後に頂きました。
この記念品のゲットも今回の旅の目的でしたので、達成感が半端ない!


まとめ
バス停へのアクセスがしづらいところや、バス移動中はトイレに行ける回数が
少ないところについて気をつければ、楽しめる日本一かなと思います!
そしてやはり6時間30分は長かった笑
だけどたまには心と時間に余裕持った、旅も良いかなと。
それではごきげんよう。